初心者必見!ライターの採用されやすい提案文の書き方

webライターのアレコレ

webライターとして活動する際、案件に応募するために欠かせないのが提案文。

その提案文の書き方がいまいち分からず、「何件も送っているのに採用されない」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

記事を執筆したいのに、提案文で採用されないとやる気もなくなってしまいますよね。

実はあなたの提案文に大事な情報が抜けていたり、逆に書かなくてもいい情報が書いてあるため不採用になる場合があるのです。

そこで今回は、クライアントに採用されやすい提案文の書き方とテンプレートをご紹介します。

私も実際にwebライターとして活動し始めた時に利用していたテンプレートです。初心者にも関わらず不採用は少なかったので、再現性は高いと思います。ぜひ参考にしてみてください。

提案文を書く前に

提案文を書くうえで大事なポイントが2つあります。

この2つがきちんと出来ていないと、提案文を送っても採用されにくいため、注意しましょう。

募集要項をきちんと読む

クライアントが掲載している案件には、納期連絡手段月にどのくらいの執筆が可能かなど、募集要項が書かれていることが多いです。

中でも、下記のように質問形式で掲載していることが多いです。

・納期は〇日~〇日 対応可能ですか?(難しい場合は応相談)
・○○の方法で連絡可能ですか?
・継続で案件の依頼は可能ですか?

募集要項は最後まできちんと読み、質問形式のものには必ず答えるように提案文を書きましょう。

例文はこちら↓

・稼働時間:平日 〇時間~〇時間、休日 〇時間~〇時間
・連絡手段:Gmail、chatwork、Discord
・継続作業:可能です。ぜひよろしくお願いいたします。
採用担当の方からお話を伺ったことがあるのですが「募集要項に書いてある質問に答えていないライターが多すぎる」と仰っていました。

自分をアピールする前に、まずは募集要項をきちんと読みましょう。

分かりやすいようにきれいに書く

案件に応募してきたライターはあなただけとは限りません。数十~数百の提案文に目を通すこともあるのです。分かりにくい文章で書いてある提案文は読む気になれず、目を通さない場合もあります。

提案文を読むクライアントの気持ちになって、分かりやすいようにきれいに書くようにしましょう。

気を付けるべきポイントは以下になります。

誤字脱字がない

ライターは文章を書くのが仕事です。提案文の段階で誤字脱字が多いとクライアントも「この人に執筆を任せても大丈夫かな?」と心配になります。

提案文を書き終わったら必ず読み返して、誤字脱字がないか確認しましょう。

読み返しても自分が書いた文章の誤字脱字に気付かない場合もあるので、可能であればライターの友人や家族など、第三者に添削してもらうといいですよ!

なるべく長文になりすぎない

応募理由や経歴など、たくさん書いてあると熱意は感じられますが、読む側としては文章が長すぎると読みにくい印象を与えます。

文章はなるべく短文にまとめるようにしましょう。

箇条書きを意識する

文章でダラダラと書くより、箇条書きで書くとクライアントも見やすい提案文になります。

文章の場合
連絡手段
・chatwork、Gmail、Discord、zoom
箇条書きの場合
連絡手段
・chatwork
・Gmail
・Discord
・zoom

いかがでしょう?箇条書きの方が見やすく、分かりやすくないですか?

文章だけでなく箇条書きを意識してまとめるようにしましょう。

クライアントが採用したい提案文とは

ここからはクライアントが採用したいと思う提案文をご紹介します。

採用基準を満たしている

応募要項に書かれている採用基準が満たされている提案文にしましょう。

例えば、「継続案件が可能な方」と書かれているのに、継続執筆について何も書いていない場合、「単発でしか書いてくれないのかな」となり、採用が見送られてしまいます。

このように、採用基準が書かれている場合、きちんと回答するように書きましょう。

継続案件が可能な場合は、提案文に「長期に記事作成をお引き受けしたいです」と書きましょう。クライアントに好印象を与え、誠意の姿勢を見せることができます。

案件に貢献できることが書いてある

応募した案件にあなたがどのように貢献できるかアピールしましょう。

例えば、スピリチュアル案件に応募した場合、「日頃から占いを見るのが習慣になっています。スピリチュアルの本も読んでおり、日頃から風水を意識して過ごしています」など、私はスピリチュアルに詳しいですよ!とアピールすることが大切です。

こうすることでクライアントに「このライターなら任せられるかも!」と思わせることができるのです。

実績を知ることができる

今まで書いたことがある記事があるなら、実績として提案文と共に送りましょう。

サイトURLが分からない場合は自分で書いたGoogleドキュメントやWordを添付すると良いです。

自身で書いたブログがあるならブログを添付しましょう。SEO対策している記事ならなお良いです。

実績として送る記事がない場合は、今までの経歴やプロフィールを充実させることに意識しましょう。実績がなくても採用される場合はあります(ライターは誰しも最初は実績がないものです)

初心者がやりがちな提案文の書き方

ここからは初心者webライターがやりがちな提案文の書き方をご紹介します。当てはまる方は提案文を見直してみましょう。

採用基準が満たされていない

納期や継続案件など、採用基準がきちんと書いてあるのに回答していないということはないでしょうか?

また、テンプレートを使い回して、応募理由が違っていたりすると採用されません。

提案文を送る前には各案件ごとに書き直すようにしましょう。

初心者アピールされている

初心者ライターが意外とやりがちなのが初心者アピールです。

「駆け出しライターです」「未経験ですが精一杯頑張ります」など、初心者アピールされても「記事の執筆を任せても大丈夫かな」と心配になります。

webライターとして仕事を始めた時から初心者ではなく立派なwebライターです。自分から初心者と名乗るのは控える癖をつけましょう。

必要のない情報が多い

応募してきた提案文はあなただけとは限りません。クライアントは、いくつもの提案文を限られた時間で読まなければいけないのです。

せっかくアピールポイントを書いているのに長々と書かれている不必要な情報や、長文で書かれている応募理由などに埋もれ、大事な所が読まれないケースもあります。

クライアントに提案文をきちんと読んでもらうために、簡潔で分かりやすく書くように心がけましょう。

初心者でも書ける!webライターの提案文の書き方

ここからは、私が実際に使用した提案文のテンプレートをご紹介します。
最初に応募した時から使用しているテンプレートです。提案文の書き方に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

提案文は以下の構成で書いています。

・自己紹介
・応募理由
・経歴
・資格
・使用可能ツール
・連絡手段
・ライティング実績
・稼働時間
・最後に一言

 

熊本を拠点にWebライターとして活動しております、〇〇と申します。
アニメ、漫画、スピリチュアルに関するライティングを得意としています。

今回「〇〇〇〇」の募集を拝見し、ご連絡させていただきました。

(↓下記の応募理由は一例です。応募要件に合わせて書いてください)
鬼滅の刃のファンになって約3年。今も変わらず好きで、「鬼滅の刃 上弦集結 そして刀鍛冶の里へ」を公開初日の2/3朝一の回を観に行き、無限列車編も計15回観に行きました。鬼滅の刃コラボももちろん、鬼滅の刃に関わる記事を読むのも好きなため、貴メディアに貢献したく応募させていただきました。

以下に経歴や得意分野などを記載しておりますので、ご覧ください。

【経歴】
・○○大学卒業
・○○に就職
・○○年に退職し、その後○○にて○○を体験
・現在は○○に勤務しながらwebライターとして活動中

【資格】
・普通運転免許証(ゴールド)
・製菓衛生師
・食品衛生管理者
・フードコーディネーター3級
(アピールできる資格はなるべく記載しましょう)

【使用可能ツール】
・Googleドキュメント
・Googleスプレッドシート
・Word
・Wordpress

【連絡手段】
・Gmail
・chatwork
・Discord
・zoom

【ライティング実績】
(執筆した記事またはURLを掲載します。ない場合は飛ばしても大丈夫です)

【稼働時間】
・平日 1時間
・休日(土日祝) 4時間
(本業がシフト制のため多少時間が変動する場合がありますが、毎日1時間~稼働出来ます)

納期を守ることはもちろん、丁寧なコミュニケーションを心がけております。
ご連絡いただければ、すぐに対応できる態勢を整えておりますので、どうぞよろしくお願いします。

 

いかがでしょうか?自己紹介・応募理由・最後に一言以外は全て箇条書きで書いています。

また、自己紹介と共に自分が得意な分野も記載しておきましょう。執筆した記事が気に入られ、案件を募集するときにオファーを受ける時がある可能性もあります。短文で自分をアピールしましょう。

一例として書いている応募理由は、実際に提案文として使用したものです。今見るとやや長文気味ですが無事に採用されました。漫画・アニメ・スポーツ分野の場合は作品や選手への熱意を書くと評価される場合もありますので参考までに…!

まとめ

今回はクライアントに採用されやすい提案文の書き方をご紹介しました。

「たかが提案文」と思われがちですが、実は提案文を見るだけで、応募者の文章力や性格が分かるようになっています。

提案文でよく不採用になる方はぜひ自分の提案文を見直してみてください。

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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